永遠を焦がれるままに。A writer;美城丈二Another face綾見由宇也
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木漏れ日
2011-11-18 Fri 18:11
 木漏れ日は嘘吐(つ)きではありませんよ
 何故なら貴方の胸に降り注ぐから
 嘘吐きではないと言えるのは
 貴方が真摯に生きているから
 木漏れ日は逃げ足が速くないですよ
 何故なら貴方の胸に降り注ぐから
 逃げ足が速くないと言えるのは
 貴方が頭(こうべ)を垂れたひとだから
 
 変わらない
 貴方の心に
 木漏れ日は
 降り注ぐのです
 変わらない
 貴方の想いに
 木漏れ日は
 降り注ぐのです

 惑うことや
 怖れること
 失う寂しさや
 見紛う戸惑い
 裏切りや
 価値観の違い

 木漏れ日に
 胸を貸す
 貴方に
 燦々と降り注ぐのです

 瞑想を終えて
 貴方が再び
 歩き出すとき
 木漏れ日は
 やがて
 貴方の
 一歩となって
 今度は貴方の背を
 押すことでしょう 
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曇りひとつ無い青空なのに淡い(原発推進にかつて曖昧な答えしか出せなかった僕らに)
2011-05-15 Sun 07:54
曇りひとつ無い青空なのに淡い
僕らは果たしてそんな空を望んだだろうか?
創造の神はかつて確かに
曇りひとつ無い青空が
僕らに必要なのだと迫った
そうなのか?
曖昧に答えを返した僕らが居なかっただろうか?
世紀が変わり
やがて曇りひとつ無い青空が現れた
だが何かが違った
僕らが本当に望んだ何かとは明らかに違う
疑うだけで明確にしない
首を傾(かし)げるだけで呟かない
淡い空はそんな僕らの象徴?

創造の神は破壊と秩序を繰り返しながら
僕らを操ろうとする
そんな神に
僕らはかつて声高に必死の抵抗を試みただろうか?
その多くが曖昧に答えを返しただけだったのではないか?

いまこの青空を覆うのは目に見えない闇だ
僕らは突き抜ける青さを望んだのに
どこかで手をこまねいたのだ
僕らが招いた咎(とが)?
曇りひとつ無い青空なのに淡い
そんな光景が瞬く間に拡がってしまったようだ
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落書きの無いそら
2009-05-28 Thu 16:37
 この空を見上げていたら
 誰ひとりだって
 落書きなんか
 出来ないじゃないか

 俯いて
 ばっかりだったひとは
 澄み渡る蒼(あお)空に
 こころは要らないだろう

 煙草のけむりさえ
 蒼くなる
 いつだって
 そらは
 そうであったはずだろうに

 遠くで黙々と駆けていく
 ランニング姿の
 男のひとの後ろ背
 視界が遮(さえぎ)られ
 見えなくなる前に
 僕たちは答えを見つけねば
 ならないのか

 いまは
 せめて
 そういう僕たちとは
 おさらばしたいね

 落書きの無いそら
 何も結末が
 わからないそら

 何物にも
 委(ゆだ)ねていない
 落書きの無いそら

 僕たちは
 かつての僕たちに
 手招きされているんだろう?
 
 

 
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わたしは翳っていない時を知りたい
2008-10-09 Thu 02:14
 あの月はどうも雲に翳って
 情景としては良くない
 だからわたしは翳っていない
 日差しを待っているのか
 いや日差しというよりも
 あの雲に翳っていない
 時を待っている
 花弁に添う
 ミツバチが群れ集うさまは
 うっとうしいが
 集わずにはいられない習性は
 邪険には出来ないものだろう
 月は
 雲に翳って
 辺りを一層暗くしている
 ならばわたしはと
 日差しが射してくることを待つひと
 だけには
 なりたくない
 いつだってそうなのだ
 わたしは翳っていない時を信じて
 歩んでいる
 その方が無口だとか
 おしゃべりだとか
 泣き虫だとか
 強気よねぇ
 などと言われる
 天邪鬼のわたしには
 相応しい物差しだろう
 地中に泥が被っているなら
 取り除いてみなければ
 秋虫が鳴いているなら
 聞き澄ましてみなければ
 おほらに花が一輪挿してあるならば
 ふと立ち止まって
 眺めてみなければ
 缶蹴りは缶を
 見つけてくることから
 始まるのが道理
 わたしはわたしの知らないわたしに
 いつだって
 実は巡り合いたいと心密かに
 思っているはずだ
 夕闇はいい
 いや
 夕月はいい
 だがそこに浸ってばかりじゃ
 情けない
 
 
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石橋の上には名札が落ちている
2008-06-23 Mon 11:00
 石橋の上には
 石橋の上には名札が落ちている
 僕はそれを拾って石橋を渡ってしまわねばならない
 引き返す事だって出来るのだ
 だがたとえ
 おずおずと
 脅えながらも渡りきってしまわねばならない
 くどいようだが
 ただ渡りきるだけでは駄目なのだ
 名札を拾ってから渡りきらねばならない
 渡りきったら「ああ渡ってよかった」と
 思うことだろう
 引き返すわけにはいかない
 僕はあの「ここからだって見える」名札を拾って
 きっと渡りきってしまわねばならない
 おずおずしながら
 そういう自分が名札を拾って
 渡りきることこそ肝要なのだから
 そんなに難しいことではない
 僕はもう若くはないのだから
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千の夜‐ある夏の日の朝
2008-03-07 Fri 07:43
 2007・8 筆記
 僕に忍んでくる悲しみよ、お願いだ、今こそ僕は、その千の夜を越えたいんだ。僕は僕を憂う。僕はもう、そんな僕に果ててしまった。僕は幼い頃から、空を見やるのが好きだった。いくつもの夜を越え、僕は満天の星屑を憎んだこともあった。月が翳る、そんな吹きすさぶ早暁、祈りを捧げたこともあった。けど、けど、いまこそ、僕にこの大いなる空よ、僕のそんな千の夜を癒しておくれ。僕が求めてやまなかったもの。「そこを飛び越えろ!!」と千の夜は嗤う。まだまだ迷ってもいいさ。だけどさ、もう、悲しみなんて、僕の中で朽ちてしまった。悲しいことばかりで、迷いたくはないんだよ、ほんとさ。「悲劇のヒロイン気取り」。嗤うがいいさ。僕は拭うなら、いまこそ暖かい泪を拭いたい。お願いだ。どうか、今こそ僕に、千の夜を越える運(さだ)めを与えたまえ。
  

  千の夜は、僕の夢をめちゃくちゃにしてしまった
  千の夜は、僕の愛を粉々にしてしまった
  うたた寝のとき、千の夜は
  僕に狂おしい夜明けを与えてしまった
  
 僕は、もう「ごめんだよ」とうなだれる。どうか、今こそ僕に、千の夜を越える力を授けたまえ。

 2008・2 筆記
 或る日の真夏日夜半、僕はそれを編んだ。
 それは僕にしか編めない代物だなどという、不遜な思いこそ立ち消えて陽の眩い頃になり、ようやく澄んだ優しい心根にゆっくりと支配されていく感覚が僕の中で宿ってきた。確かに未だ焦れているという惑いは、或いはこのどこかで感じられるが、軽い、飢えの渇きを癒されたかのような、一盛りの清涼水を飲んだあとのような舌触り、心触りを僕は深く、この底で抱きつつ察したようだ。
 これで佳い、のである。誰だって崇高なる他者にはなれないから自分流儀でこれはこれで佳いやと思う。
 ペテン師は遂にペテン師から脱却し得ず、歳を重ねていくのだ。それもまた僕らしい何十篇と重ねてきた、繰り言のひとつなのさ。
 
 千の夜、
 僕はまた遂にそんな想いに
 至る破目と成った。
 微かに満足している自分を知る。
 愛するものが打ちのめされており
 僕はいまこそ助けに歩を進めねば。

 どうか、見えざる神よ。
 僕は更に一段、この千の夜を越えて行きたいのだ。
 脅えさせてくれるなよ。
 あのひとが慾するものを
 僕はいま既に携えていることだろう?
 行く、行かなければ。
 そうするしか、僕には
 残された結論は存しない。

 逃げ道を作ればまた元の目闇だ。
 北風吹きすさむ日々の憂いがある前に
 ことを天邪鬼化する秋の空が大口を開けて待っている。

 僕よ、飲み込まれる前に行け!!なのさ。
 答えはとうとう知れず、かも知れぬ。
 それでも前のめりになってでも
 背を振り返らぬ自分が必要なのだ。

 僕は僕を窺い知る。
 僕はいまこそ行かねばならない。
 
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千の夜‐ある夏の日の朝 追文
2008-02-01 Fri 23:56
 或る日の真夏日夜半、僕はそれを編んだ。
 それは僕にしか編めない代物だなどという、不遜な思いこそ立ち消えて陽の眩い頃になり、ようやく澄んだ優しい心根にゆっくりと支配されていく感覚が僕の中で宿ってきた。確かに未だ焦れているという惑いは、或いはこのどこかで感じられるが、軽い、飢えの渇きを癒されたかのような、一盛りの清涼水を飲んだあとのような舌触り、心触りを僕は深く、この底で抱きつつ察したようだ。
 これで佳い、のである。誰だって崇高なる他者にはなれないから自分流儀でこれはこれで佳いやと思う。
 ペテン師は遂にペテン師から脱却し得ず、歳を重ねていくのだ。それもまた僕らしい何十篇と重ねてきた、繰り言のひとつなのさ。
 
 千の夜、
 僕はまた遂にそんな想いに
 至る破目と成った。
 微かに満足している自分を知る。
 愛するものが打ちのめされており
 僕はいまこそ助けに歩を進めねば。

 どうか、見えざる神よ。
 僕は更に一段、この千の夜を越えて行きたいのだ。
 脅えさせてくれるなよ。
 あのひとが慾するものを
 僕はいま既に携えていることだろう?
 行く、行かなければ。
 そうするしか、僕には
 残された結論は存しない。

 逃げ道を作ればまた元の目闇だ。
 北風吹きすさむ日々の憂いがある前に
 ことを天邪鬼化する秋の空が大口を開けて待っている。

 僕よ、飲み込まれる前に行け!!なのさ。
 答えはとうとう知れず、かも知れぬ。
 それでも前のめりになってでも
 背を振り返らぬ自分が必要なのだ。

 僕は僕を窺い知る。
 僕はいまこそ行かねばならない。
 
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こころ、添う。
2007-12-13 Thu 18:54
 なごやかに年の瀬が近づいている。またひとつ歳を取るのだなという感慨よりもより黄泉の国へと近づいてゆくのだなという朧な不安がいまの自分を確かに支配している。妖しいものを書かず今年はよくよく私らしいべたなものが書けた。これでは駄目。もっとはちゃめちゃな装いのものを書かねば。ほんにおいそが氏だった一年がぴたっと堰を切ったかのように終了し、いまやあと幾幾日。私だけの時間が保たれている。来年は更なる四方に向ってずんずん深化していくつもり。更に反吐が出てもういいよとほっと息が漏れるほどに書き込んでみたい。いくつものジャンルに壁が無いように私は横道に逸れたとしても前へ前へと行くつもりだ。何かは知れない。死するまで答えなど無いのだから。
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宣言
2007-11-25 Sun 22:28
北の大地の片隅で僕らは仄(ほの)かな希望を信じて生きている。嘘つきだとかほら吹きだとか昔は散々言われたけれど安い情事で微(かす)かに蠢(うごめ)いてまま夢を語ったとしても楽しい気分にもなれやしないじゃないの。普通に僕も痛い想いをして更に恋をして日常に埋没してはきたけれど今ではまるで忘れちまったあの頃の情景が影絵のようにふらふらと浮かんでは霞(かす)んでいく。時代は変わってしまったよ。それでもいまにきっとと思いながら僕は陽も沈みゆく頃こうしてものを書いている。仄かな希望のなにがしか。また僕は10代の頃のようにさも平然と嘘をつきたい。そんな僕を僕は傍(はた)から語っちゃいけないよ。
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踊る睡魔狂
2007-03-04 Sun 22:30
 踊らねばならない。ひとというものは。その人生というくたくたになりかねない他者の眼というものに囃(はや)し立てられて。
 嗤(わら)わねばならない。ひとというものは。おのれをくじくすべての欺瞞に苛立ちと執着から解き放たれず。あくせくし、身悶えする。
 別れねばならない。たとえ、愛しきひとさえ否定して自らの信じた地平へ。
 今日も今日とて、また陽は暮れて奴はちっとも浮かばれやしない。
 眠れぬ夜こそ、畢竟(ひっきょう)、悪だ。
 踊らねばならないと、また口惜しいほどいざなわれて、
 ひとは、その想いの数々を胸に忍ばせ、
 眠る。
 いや、眠りにつこうとして・・・。
 夜明けの朝に、奴はまた一篇の詩を編んだ。
 奴に、告ぐ。
 僕でよければ、また騒ごう。
 「そうさ、俺たちはどの路(みち)、この一生、踊らなきゃならない宿命の星に生まれついてるんじゃあないか!!」
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土に還った美麗
2007-02-03 Sat 18:12
 野に咲く花が開くとき
 もう愛でるなんてことは止めようよ
 野に咲く花が熟れるとき
 もうもぎるなんてことは止めようよ
 野に咲く花は野に咲く花らしく
 誰にも知られずひっそりとうごめいていたいのだ
 野に咲く花には可憐も美麗もないのさ
 名も無き花はきっとささやかにしおれてしまいたいだけなんだ
 僕はなんにも知らないさ
 僕はなんにも知らないよ
 野に咲く花が
 あるとき土に還ったことも
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| 美城丈二@魂暴風;Soul storm*a dawn note |
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