永遠を焦がれるままに。A writer;美城丈二Another face綾見由宇也
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28の肖像『蛙、陽だまり』
2008-04-23 Wed 00:11
 いとこの末っ子、なつきちゃんが面白い単語を並べてくれました。
 「蛙、
  石ころ、
  お遊戯、
  傘立て、
  焼き芋、
  陽だまり、
  沢蟹、
  銀杏」
 どれもこれも、その、眼にしたものは、同じくいとこの長男、晋太郎君が呼び名として教えたものです。
 「霜柱、
  綿雨、
  アケビ、
  灯篭、
  霧氷、
  雨どい、
  星屑、
  三日月、
  さくらんぼ」
 どれもこれも、彼、彼女らが一年に一度っきりやって来る、この古里に在るものばかりなのです。
 「麦わら帽子、
  紅とんぼ、
  みんみん蝉、
  きつつき、三光鳥に、ウグイス、大フクロウ、
  蝮、いたちに、山狸、
  夜祭、
  八重桜、
  睡蓮花、
  山野草」
 なつきちゃんは、僕に聞いてきました。
 「ねえ、なんでひとは憎しみあうの?」
 エエッ!?と僕は返答に窮したものです。そのあまりの幼顔に似合わぬお尋ねごと。
 「・・・・・・ひとにはひとそれぞれに守らなければならないものがあるからだよ」
 この霧、奥深い里に、多分、存在しないものは無いのです。でも僕は思いましたね。
 僕にはもうすでに思い出せないものもあるのではないかと?いつのまにか、歳を取り、
 僕も忘れる癖を身につけてしまった?
 いま、僕に出来ることといったら、屈託の無い笑顔に微笑んでお小遣いをあげることくらい。
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