永遠を焦がれるままに。A writer;美城丈二Another face綾見由宇也
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夏眠
2006-12-19 Tue 17:19
 笑い噺みたいで恐縮なのですが、「夏眠(かみん)」という言葉をご存知でしょうか!?冬眠という言葉は、よく聞きますが、「夏眠」・・・?先達て中国の古書を紐解いておりましたら、そういう単語が出てまいりました。父の書庫、無論、翻訳書なのですが、かの地には古くから、この言葉が存在しており、まさに夏の暑い盛りを避け、ほこらみたいな場所で人知れず、うんと暑い時期を眠るがまま過すことを指して、そう言うのだそうです。転じて仮眠、そう、この言葉はここから来ているらしいのです・・・。

 東京の某所では、リラクゼーションの一環として、人間ひとりをすっぽり覆うかのようなカプセルの中に入り込んで、この暗闇の最中、「せせらぎ」だの「鳥のさえずり」などの音だけを流してもらい、まさに仮眠する行為がいっとき盛んに流行っているなどということを在京時代の後輩に聞いたことがございます。一時間、数千円。彼女は職場からの昼休み、ごはんも食べず、この行為をすでに半年ばかり、続けているなどということも聞きかじり、うーん、我が古里は、彼女なんかにしたら、かなりご満悦な空間だろうなと想い返し、「どう?、良かったら今度の連休あたり、試しにこっちに来てみたら?」と軽いのりで応えたら、彼女は乗り気になりまして、マジでこの地に参りました。ですが、どうやら、彼女、あまり勘考が湧かなかった様子。「どうして!?」と尋ねてみましたら、その頃まだ彼女、20代の前半だったのですが、「一から十まで、こんな感じだとなんか変にリラックスして、まるでおばあちゃんになった気分。却って気持ちが悪いような気がする」と、のたまわった。

 ひと、というものはやはり贅沢に出来ている?その言葉を聞いて、僕は想ったものでした。
 (そういえば、かのチェーホフは書いていたな。「女は恒に完璧な環境を求める。」)
 いや、そうではなく、「女は恒に完璧な男を求める」の隠語とも言うべき言葉なのですが、リラクゼーション、「夏眠」という言葉から僕はそんなこんなを連想してしまいました。皆さんは、どうでしょうか!?せせらぎの音や、ひぐらしの鳴き声ばかりのひがな一日、その空間に芯から浸れましょうかね!?刺激的なものからはまったくといってよいほど閉ざされておりますよ。
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