永遠を焦がれるままに。A writer;美城丈二Another face綾見由宇也
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
わたしは翳っていない時を知りたい
2008-10-09 Thu 02:14
 あの月はどうも雲に翳って
 情景としては良くない
 だからわたしは翳っていない
 日差しを待っているのか
 いや日差しというよりも
 あの雲に翳っていない
 時を待っている
 花弁に添う
 ミツバチが群れ集うさまは
 うっとうしいが
 集わずにはいられない習性は
 邪険には出来ないものだろう
 月は
 雲に翳って
 辺りを一層暗くしている
 ならばわたしはと
 日差しが射してくることを待つひと
 だけには
 なりたくない
 いつだってそうなのだ
 わたしは翳っていない時を信じて
 歩んでいる
 その方が無口だとか
 おしゃべりだとか
 泣き虫だとか
 強気よねぇ
 などと言われる
 天邪鬼のわたしには
 相応しい物差しだろう
 地中に泥が被っているなら
 取り除いてみなければ
 秋虫が鳴いているなら
 聞き澄ましてみなければ
 おほらに花が一輪挿してあるならば
 ふと立ち止まって
 眺めてみなければ
 缶蹴りは缶を
 見つけてくることから
 始まるのが道理
 わたしはわたしの知らないわたしに
 いつだって
 実は巡り合いたいと心密かに
 思っているはずだ
 夕闇はいい
 いや
 夕月はいい
 だがそこに浸ってばかりじゃ
 情けない
 
 
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 或る、ささやかなる(呟きという名の)詩篇 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<掌編稿『火の河』 | 美城丈二@魂暴風;Soul storm*a dawn note | 石橋の上には名札が落ちている>>
この記事のコメント
top↑
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
top↑
| 美城丈二@魂暴風;Soul storm*a dawn note |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。